山内千草のHappy Orange☆

F。太陽組と星組両方見ることが出来て良かったです。

一人一人が物語を進めるための駒ではなく、生き生きと人物造形されていますね。
当初、演出の違いを楽しみたいと思っていたのですが、役者それぞれの魅力を引き出すという演出の方向は、一緒かと思いました。役者目線の演劇。役者を演出の奴隷（そんな酷い舞台を見たことがあります）にするのではなく、一人一人に寄り添った結果、異なる味わいの舞台になったという気がしました。

演劇公演1時間前という慌ただしい時間設定の物語なので、展開はめまぐるしいですが、丁寧にしくまれた群像劇。観客は登場人物に誰か共感できる人物を見つけられますね。私の場合は、舞台監督さん。演劇部顧問時代の自分と重なりました。血気にはやった人物や教条的な人物が一人もいないことにも好感を持ちました。繊細で品のある脚本ですね。
舞台という虚構の世界と、現実として演劇に真摯に取り組んでいる皆様の世界が重なります。若き演劇人たちの心意気に感銘を受けました。

アンコール上演をのぞくと、この公演が千秋楽だったのですね。
「日付変更線」全ての作品が渾身で作られていて、その熱量に圧倒され、シンパシーを覚えました。

全パターン拝見できてよかったです。連日小屋に通っていると、皆様の奮闘ぶりを他人事とは思えなくなりますが、応援したいなんて言うと口幅ったい。逆に応援されている心持ちになりました。その直向きなエネルギーに。自分のいる場所で、ひるまず全力をつくしたいと今更ながら思いました。

山内さん。
以前、「現代演劇。ニッチな世界でもがいて頑張っている役者がたくさんいます」と書いておられましたが、「ニッチな世界」、隙間の世界には可能性があります。
新しいものは、もうニッチな世界からしか生まれないと思います。

また、皆様の素敵な舞台とお会いできることを楽しみにしています。
ご自愛の上、ご活躍願います。

失礼しました。
F太陽組の千秋楽は今日12/14ですね。
ご上演の成功を祈念いたします。

>>島元 要さま♪♪♪
コメントありがとうございます^^

今回の演出は本当にありがたいことに、役者に合わせた演出だったと思います。新垣晋也さんは、役者の個性を引き出すことがとても得意な方だと思います。ほんとに。

そして、Fパターン太陽組は今日が千穐楽。この間以上にはじけられるといいなぁと思いながら、ラスト公演を楽しんでこようと思います。

それにしても、我那覇孝淳さんの脚本も本当に素敵ですね。脚本家さんの頭の中をのぞいてみたい気持ちにさせられます。笑

今回の公演をご覧になって、島元さまに何か活力を与えることができていたなら、幸せなことだと思います。

そして、ニッチな世界から新しいものが生まれる。その通りだと思います。

なので、これからも自分がやりたいこと、自分を信じてできることから頑張りたいと思いますので、応援してあげて下さいまし。

ご来場、心より感謝申し上げます。