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2014年06月07日
「一瞬」終演しました。
劇団O.Z.E第45回本公演「一瞬」
先日、無事に幕を下ろすことができました。
あっという間の2日間。
あっという間の時間でした。
演劇が一つ始まって、
一つ終わるたびに対面する「現実」
ああ、夢の中の世界にいたんだ。
と思わざるをえないくらい、
現実は現実としてそこに在って、
それを容赦なくつきつけてきます。
良くも悪くも、人間は忘れる生き物。
忘れられないこともあるけれど、
時間をかけてゆっくり忘れていく過程の中で
(その時、その瞬間のまま鮮明な記憶は保てない…)
また前を向いて歩けるような…
そんな気もします。
忘れたくても
忘れられないこともある。
辛いことって、殆どそうだと思う。
私にもある。
思い出したくもないこと。
忘れてしまいたいのに、
忘れられないこと。
いっそのこと忘れてしまえたら
どんなに楽だろうって思うけれど。
やっぱり忘れられない。
けど、以前よりはその記憶は
不鮮明になってきていて。
それは、多分。
その時より、私が前に向いて
進んでいる証拠なんだと思う。
時間が容赦なく流れていくように、
その流れに若干逆らいつつも、
流れて、流されていっているんだなっていう
ある意味、安心感。
私たちは、そんな世界の中で生きている。
一瞬で何かが変わってしまう怖さ、不安。
一瞬で何かが変わってしまう希望、喜び。
今回の劇で描いていたのは
一瞬で大切なものを奪われた人たちの物語。
今、あたり前に過ごしている日常は
あたり前じゃないかもしれない。
今、こうやって怒ったり泣いたり笑ったりできる幸せ。
今、こうやって、ここに生きている喜び。
いろんなことを考えました。
献花台の前、誠一郎の科白。
「2005年4月25日、結婚記念日。
このまま一生別居かよ。浮気するぞ。
なぁ…静。お前、どんな声してたっけ…会いたい。」
「静。」
あたり前は、あたり前じゃない。
大西の科白がよみがえる。
「は?どうせ事故の事なんて、忘れるっしょ?…
…んなフツーの生活戻ったら忘れるっしょ?そんなもんなんですって。」
良くも悪くも、人間は忘れる生き物。
けれど、
忘れられない、
忘れたくないことも、ある。
そんな思いを胸に、
今を大事に生きようと思う。
この劇を見に来て下さった皆さまに。
この劇を支えて下さった皆さまに。
この劇を一緒に創った仲間たちに。
「本当に、ありがとうございました。」
先日、無事に幕を下ろすことができました。
あっという間の2日間。
あっという間の時間でした。
演劇が一つ始まって、
一つ終わるたびに対面する「現実」
ああ、夢の中の世界にいたんだ。
と思わざるをえないくらい、
現実は現実としてそこに在って、
それを容赦なくつきつけてきます。
良くも悪くも、人間は忘れる生き物。
忘れられないこともあるけれど、
時間をかけてゆっくり忘れていく過程の中で
(その時、その瞬間のまま鮮明な記憶は保てない…)
また前を向いて歩けるような…
そんな気もします。
忘れたくても
忘れられないこともある。
辛いことって、殆どそうだと思う。
私にもある。
思い出したくもないこと。
忘れてしまいたいのに、
忘れられないこと。
いっそのこと忘れてしまえたら
どんなに楽だろうって思うけれど。
やっぱり忘れられない。
けど、以前よりはその記憶は
不鮮明になってきていて。
それは、多分。
その時より、私が前に向いて
進んでいる証拠なんだと思う。
時間が容赦なく流れていくように、
その流れに若干逆らいつつも、
流れて、流されていっているんだなっていう
ある意味、安心感。
私たちは、そんな世界の中で生きている。
一瞬で何かが変わってしまう怖さ、不安。
一瞬で何かが変わってしまう希望、喜び。
今回の劇で描いていたのは
一瞬で大切なものを奪われた人たちの物語。
今、あたり前に過ごしている日常は
あたり前じゃないかもしれない。
今、こうやって怒ったり泣いたり笑ったりできる幸せ。
今、こうやって、ここに生きている喜び。
いろんなことを考えました。
献花台の前、誠一郎の科白。
「2005年4月25日、結婚記念日。
このまま一生別居かよ。浮気するぞ。
なぁ…静。お前、どんな声してたっけ…会いたい。」
「静。」
あたり前は、あたり前じゃない。
大西の科白がよみがえる。
「は?どうせ事故の事なんて、忘れるっしょ?…
…んなフツーの生活戻ったら忘れるっしょ?そんなもんなんですって。」
良くも悪くも、人間は忘れる生き物。
けれど、
忘れられない、
忘れたくないことも、ある。
そんな思いを胸に、
今を大事に生きようと思う。
この劇を見に来て下さった皆さまに。
この劇を支えて下さった皆さまに。
この劇を一緒に創った仲間たちに。
「本当に、ありがとうございました。」
この記事へのコメント
本当にお疲れ様でした。
いろいろと考えさせられる演劇でした。
見る前からこの難しいテーマをどんな風に描き、
演じるのか、と思ってましたが、よかったです。
特に、献花台のシーンは、ラストにこれを持って
きたか、さすが、と思いました。
千草さんの演技の中では、病院でのシーンが印象に
残りました。
いつになるかわかりませんが、次回作、期待しています。
いろいろと考えさせられる演劇でした。
見る前からこの難しいテーマをどんな風に描き、
演じるのか、と思ってましたが、よかったです。
特に、献花台のシーンは、ラストにこれを持って
きたか、さすが、と思いました。
千草さんの演技の中では、病院でのシーンが印象に
残りました。
いつになるかわかりませんが、次回作、期待しています。
Posted by やすくん at 2014年06月08日 22:38
>>やすくんさん♪
献花台のシーン。
台本で読んだ時から、ずっと印象に残ってます。
病院のシーン、とても複雑でした。。
いろんな思いがごちゃ混ぜで。
でも、私なりの「妻」になれたかな、と。
次の演劇まで、しばしの休息。
しっかり休みます。
やすくんさん、いつもありがとうございます!!!
献花台のシーン。
台本で読んだ時から、ずっと印象に残ってます。
病院のシーン、とても複雑でした。。
いろんな思いがごちゃ混ぜで。
でも、私なりの「妻」になれたかな、と。
次の演劇まで、しばしの休息。
しっかり休みます。
やすくんさん、いつもありがとうございます!!!
Posted by chigusa at 2014年06月10日 08:12